【無料プランできる】TradingViewで移動平均線を3本以上表示する方法
株式やFXのチャート分析にとても便利なTradingViewだけど、無料プランだと移動平均線などのインジケーターが2本しか使えなくて困っていませんか?
この記事では、TradingViewの無料プランでも、移動平均線を3本以上表示できる
【とっても簡単な】方法を教えます!
この記事を読むとできること
実際の画像を見せると↓ このようにインジケーターは1つしか入っていないのに
チャートには、赤、オレンジ、青の3本の移動平均線が表示されていますね。
下に広告が出てきている通り、これは間違いなく無料プランのアカウントです。
移動平均線をひとつにまとめることができたおかげで枠が浮くので、他にも出来高やRSIも
無料プランで表示することができます。
これを可能にするのが『Pine Script』というTradingView独自のプログラミング言語です。
プログラミングって文字を見ると、難しいんじゃないの?と思うかもしれませんが
プログラミングが分からない人でもコピー&ペーストで設定できるように説明しているので
とても簡単に設定することができます。
これを読んでいる方の考えは、プログラミングを勉強したいわけではなく
できるだけ簡単に、やり方を早く教えてくれ!だと思うので、細かい説明は抜きにして
早速設定方法を紹介しますね!
こんなに簡単な3STEPで設定が完了するので、さくっとやっちゃいましょう!
移動平均線3本をPineScriptで表示する手順
STEP1 TradingViewの画面を開き『Pine』を選択
まず最初に、すでに表示されている移動平均線などのインジケーターを全て削除してください。
ここに2本表示があると、この後の作業をしても新規の追加ができません。
削除したら、下のメニューから『Pineエディタ』を選択します。
STEP2 コードをコピペする
クリックすると、下半分にコード記述欄が現れます。
初期設定で記述されているコードは一旦全部消してください。
コピペしてもらいたいコードはこちらです↓↓
study( “EMA3本” ,overlay=true )
plot( ema(close ,5) ,color=red )
plot( ema(close ,25) ,color=orange )
plot( ema(close ,75) ,color=blue )
これをコピーしたら、コード入力欄にペーストし『チャートに追加』ボタンを押します。
画面の上段を見ると、チャートに移動平均線が3本表示されているはずです。
インジケーターのメニューは1つだけなので、TradingView側にはインジケーターは1つしか表示されていないと判断されます。
そのおかげで、他にもう一つ別のインジケーターを表示することができます!
では、今度は移動平均線のデータを自分好みに変えてみましょう。
STEP3 コードを任意の色や数値に変更する
ラメーターの変更方法
コードの中のオレンジの数字が移動平均線のパラメーターです。
これは日足でチャートを見る時の数値設定ですが、週足や月足でチャートを見る時にはパラメーターを変更する必要があります。
おすすめのパラメーター数値はこちらです。
投資家のバイブル『四季報』も、掲載してあるチャートのパラメーターはこの数値になっています。特にこだわりがないのであれば、これを使うのがおすすめです。
【週足】: 13、26、52
【月足】: 6、12、36
数字を打ち換えるだけで、簡単に変更することができます。
打ち換えた後、『チャートに反映』ボタンを押すのをお忘れなく。
ちなみに、月足や週足でパラメーターが異なるため、毎回打ち換えるのは面倒ですよね?
なのでわたしは有料プランの『PLUS』を契約して、画面を3分割して使っています。
1つの画面で環境認識がパパっとできるので、分析を素早く行うことができて便利です!
無料お試しをするとお得な割引プランで有料プランを使えますよ!
移動平均線の色を変更方法
コードの中の一番最後に記述してある『red』、『orange』、『bleu』をそれぞれ英語で任意のカラーに書き換えるという方法もありますが、それよりも簡単な方法があります。
『Pineエディタ』エリアを閉じましょう。
エリアの右上にある『_(パネルを非表示)』を押すと元のチャート全面サイズに戻ります。
次に、画面左上のインジケーター表示名(EMA3本という文字)にカーソルを合わせます。
カーソルを合わせると『』マークが出てくるのでクリック。
カラー選択画面が出てくるので、任意のカラーに変更すれば完了です。
他のインジケーターを追加する
移動平均線3本を1つのコードにまとめることができたので、さらに他のインジケーターも表示することができるようになりました。
せっかくなので、ポピュラーな『出来高』と『RSI』を表示してみましょう。
出来高を表示する
株式投資で出来高をチェックする人は多いですね。
出来高と検索するとたくさん候補が出てきますが
『volume(出来高)』をクリックしてください。
RSIを表示する
RSIも人気のテクニカルですね!
こちらも候補がたくさん出てきますが『RSI(相対力指数)』を選択してください。
すべて表示されるとこんな画面になっていると思います。
やっぱりいらないな、という時には、それぞれの項目名にカーソルを合わせると
『✖』マークが出てくるので、そのボタンで削除することができますよ。
いかがでしたか?
無料プランのままインジケーターの表示を増やすことが簡単にできましたね♪
機能が豊富なTradingViewはできることがたくさんあるので、こちらの記事も参考にテクニカル分析のための描画ツールなども活用してみてくださいね!