チャート分析

【ブラウザ版】TradingView(トレーディングビュー)を誰でも使いやすくするための初期設定の仕方を紹介

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TradingViewは、株式投資やFXのチャート分析をするならをこれ使わないのはもったいない!というくらい神機能がたくさんある万能なチャート分析サイトなんです!

それに、このTradingViewは国内株だけでなく、米国株や為替、仮想通貨にも対応しているので、一つのサイトで全て確認できるのが本当に便利!

どんなことができるのか動画で簡単に紹介しているので、まずはこれを見てみてください!


今回はこのTradingViewを初心者でも使いやすくするための初期設定の仕方を紹介します!

無料アカウントの作成

まずはTradingViewの公式サイトを開きます。

サイトへアクセスしたら、画面右上の『人アイコン』を押して、ログインを押します。

次に、画面下の『登録』を押します。

登録は、メールアドレスとパスワードだけで簡単に登録ができます。
細かい個人情報は入力する必要がないので、ほんの数分で登録が完了しますよ!

Googleアカウントと連携して使うことも可能です。

登録が完了するとアドレス宛に確認メールが来ているので、本文の中の『アカウントを有効化』を押します。

すると、こちらの画面に飛びます。これでアカウント作成は完了です。
有料プランの案内画面になっていますが、気にせず、トップメニューの『プロダクト』の中から『スーパーチャート』を選択します。

チャート画面が開くので、初期設定を行っていきましょう!

TradingViewを使いやすくするための初期設定

 STEP1 チャート分析の外観設定

まずはじめに自分好みの画面に整えていきましょう!
画面の中のどこでもいいので、右クリックするとメニューが開きます。
一番下の『設定』を選択してください。

この画面では、ローソク足の色や、背景の罫線設定などを変更することができます。
ローソク足の色などは好みで変更すればいいですからね。

おすすめの設定ポイントは2つ

①背景の罫線を消す

初期設定では、背景にグレーの罫線が入っています。
これを消して、背景を真っ白にしたり、背景の色を変えることができます。

左メニューの『キャンバス』を選択すると、背景などが変更できます。
背景は右側の窓を押すと、カラー選択画面が出てくるので好みの背景色にしましょう。
その下の『グリッドライン』はプルダウンメニューの中の『なし』がおすすめです。


②左上の売買ボタンを消す

国内の証券口座で売買するでしょうから、このボタンは不要だと思います。
左メニューの『トレーディング』を押し、『売買ボタン』のチェックを外します。

これで背景が少しすっきりしましたね!

STEP2 月足や日足などの時間軸の設定

次に時間軸を設定します。
チャートには月足(つきあし)や日足(ひあし)、1時間足や15分足など多くの時間軸があります。株式の取引方法には長期投資のほか、スイングやデイトレなどがあり、それによって使う時間軸は変わってきますが、株式に長期投資をしていくスタンスなら

月足(つきあし)
週足(しゅうあし)
日足(ひあし)

の3つの時間軸を設定しておけばOKです。

月足と週足で、今のチャートの全体像をとらえたり、トレンドの方向性をチェック。
日足を売買サインの確認や具体的なエントリー判断を決めたりする執行足として使うというやり方で使うのが、投資初心者に特におすすめです。

設定方法は、画面上の『日』をクリックします。

すると、時間軸を選択できるメニューが開くので、選択肢を下にスクロールして
月足、週足、日足の3つにお気に入りの星マークを付けます

星マークをつければ、次からはメニューを開かなくても『月』や『週』を押せば時間軸を簡単に切り替えることができるようになり、とっても便利です!

デイトレが目的であれば、時間軸は4時間足、1時間足、15分足、5分足あたりを設定するのがおすすめです。
自分の投資スタイルに合わせて時間軸を設定しましょう。

STEP3 インジケーターの設定(移動平均線の表示方法)

次に、移動平均線や出来高、RSIといったインジケーターの設定方法です。
TradingViewの無料アカウントでは、表示できるインジケーターが2つとなっていますが
無料アカウントでもインジケーターを2本以上表示できる方法があるので紹介します!

設定中のインジケーターは左上に一覧で表示されるようになっています。
今はインジケーターに『出来高』が標準設定で表示されているはずです。
出来高分析を使わない、という方は『✖』で消してOKです。
(ちなみにわたしは出来高分析は使っていません)

ここに新しいインジケーターとして【移動平均線】を表示してみましょう。


画面上の『インジケーター』を押すとメニューが開きます。
検索ボックスに『MA』とか『移動平均線』と打つと候補が表示されているので、自分の表示したい移動平均線をクリックします。
わたしは株式の分析には『EMA(指数平滑移動平均)』を使っているので、迷う方はこれをクリックしてください。

表示したい本数分クリックすれば、連続して追加することができます。
無料プランの方で、現在出来高を表示している場合には、追加できるインジケーターはあと1つだけなので、移動平均線1本だけを表示することになります。

もし移動平均線を2本表示したい場合には、先に出来高を消してから、先ほどと同じ手順で移動平均線を2回クリックして追加することができます。

これで移動平均線を2本表示することができました。
ここから移動平均線のパラメーター設定などを行いますが、その前に無料プランでも移動平均線を3本や4本表示できる方法を紹介しておきます。

有料プランでも移動平均線を3本以上表示する方法

無料プランでは、表示できるインジケーターが2本までとなっています。
なので移動平均線3本、出来高やRSIも表示しておきたい!という方は有料プランを契約するかとっても悩みますよね。
まずは無料プランで使い勝手を試してみたい、という考えもあると思います。

そんな方はこの方法がおすすめです!
コピー&ペーストできるので誰でも簡単にできますよ!

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【無料プランできる】TradingViewで移動平均線を3本以上表示する方法
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ただ、このPinescriptで記述する方法でも『無料プランのインジケーターは2本まで』という制限は変わりません。
そうなると、移動平均線や出来高の他にも予想EPSを表示したい、とかボリンジャーバンドを使いたいといった場合には無料プランでは無理です。

有料プランであれば移動平均線は3本でも、4本でも表示できますし、移動平均線以外のインジケーターも追加表示が可能ですし、その他にも分析の精度が飛躍的に向上し、株式投資で利益を上げやすくなる便利な機能がたくさんあるので、慣れてきたら有料プランに切り替えるのがおすすめです!

わたしはTradingViewの『PLUSプラン』を使用して、移動平均線3本と予想EPS(四半期)を表示して使っています。

トレーディングビューの有料プランはこんなに便利!

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では、話を元に戻して、移動平均線のパラメーターを設定します。


先ほど表示した移動平均線は画面左上に表示されます。
この『EMA9』というところにカーソルを合わせると、右側にメニューが開くので、その中の『設定』というボタンを選択します。

移動平均線の設定メニューが開くので、まずパラメーターを任意の数値に設定します。
日足の短期線なら『5』で設定するのがおすすめ!
あともう一本は『25』、3本設定できる有料プランなら『75』も設定しましょう。

今度は移動平均線の線を設定します。
『スタイル』を選択したら、一番上に色の選択窓が出てくるので好きな色を選択します。
1本目と2本目の線は別の色を選択しましょう。

2本とも設定が完了すると、こんな感じに移動平均線が2本出てきていると思います。
出てきていれば、移動平均線は設定完了です!

ちなみに、3本表示するとこんな感じです↓↓
3本表示した方が、トレンドの方向性はわかりやすくなります。

STEP4 監視銘柄リストを作ろう!

最後に監視銘柄リストの設定の仕方を紹介します。
画面右側のメニューの一番上が『ウォッチリスト』なので、これを押します。
そうすると、リスト画面が右側に開きます。

リストが開いたら、上段と下段の境目(〇をしているあたり)にカーソルを合わせてください。上下矢印が出てくるので、クリックして、そのまま下まで下段を下げて隠します。

初期設定のウォッチリストは一旦全部消してOKです。
自分が見たいリストがあれば残してください。

銘柄にカーソル合わせると右側に『✖』マークが出るので、これを押して消します。

リストを全部消したら、『+』ボタン(シンボルを追加)を押します。

検索ボックスが立ち上がるので、自分の監視したい銘柄を検索します。
検索結果に出てきたら、銘柄名の右側の『+』ボタンを押してウォッチリストに追加します。

TradingViewは海外製のサイトなので、日本語で企業名を検索してもヒットしないことがよくあります。

検索をするときには、できるだけ4桁の株式コードで検索をしてください。

また、株式コードで検索をすることで似た名前の企業と間違えることを防止することもできます。

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ウォッチリストに登録がされました。

ところが、このままではこれがどの企業なのかわからないですね。
なので、表示方法を変更しましょう。

右上の『・・・』ボタンで設定画面を開きます。

初期設定では、『変動』『変動率』にもチェックが入っていますが、こちらは消した方がリストが見やすくなります。
現在値もリストにはなくていい、と思う方はチェックを外しておきましょう。
(わたしは外しています。)

また、下のシンボルの表示も初期設定は『ティッカー』になっていると思いますが、これは下の『詳細』に変更します。

こうすることで、リストが企業名に変わり、とっても見やすくなりましたね!

いかがでしたか?
TradingViewの初期設定はこれくらいで完了です。

あとは自分の使いたいやり方に合わせてカスタマイズしていってみてください。

TradingViewの操作方法についてはこちらで紹介しています。

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TradingViewでチャート分析を行うことで、今購入を検討できる銘柄なのか、見送った方がいい銘柄なのか、を明確に判断できるようになります。

決算情報だけでは、ピンポイントのエントリータイミングをつかむことはできないので、チャート分析と組み合わせて、資産を増やせる投資判断に活かしていきたいですね。

さっそく使ってみよう!
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